今季の国際大会初戦となった8月のグランプリジャンプ第2戦で2位に入ったサラ・ヘンドリクソン。
この後のドイツ合宿で負傷しました。
練習中に転倒して右ひざに大けがを負い、五輪に間に合うか疑問視されています。
着地がうまいヘンドリクソンですが、ドイツでの合宿で、これ以上飛んだら危険なヒルサイズを11メートル上回る148メートルを飛んで着地に失敗。
8月末に前十字靱帯(じんたい)の再建手術を受け、内側側副靱帯と半月板を修復しました。
米国のパウロ・ベルナルディコーチは、「彼女はリハビリしているが、いつ飛べるようになるかは分からない」と説明。
ノルディックスキー・ジャンプ女子のソチ五輪米国代表選考会は、昨年12月29日に行われ、ノーマルヒルでジェシカ・ジェロームが優勝し、代表入りを決めました。
サラ・ヘンドリクソンはこの代表選考会を欠場し、今年1月の復帰を目指していますが、ジェローム以外の米国代表は1月22日に発表される予定です。